わが家にはMac Book Air以外にも、Windows7のパソコンがあります。6年前に購入したショップパソコンで、当初はWindows XPをインストールし、2010年終わり頃にWindows7にバージョンアップしました。
このPCが最近遅い!Cドライブを見てみたら、500GBの容量に対して、485GBとか使っちゃっています。こりゃ、まずいぞということで、ハードディスクの引っ越しを画策しました。
映画やアニメ、音楽用のデータドライブとして、外付けのハードディスク1.5テラバイトのものが2つあります。これのうち、一つを新しいCドライブに出来ないか、年末の格闘が始まりました。
1. Windows7の標準機能で引っ越し
Windows7にはイメージバックアップという機能があります。まずお手軽ということでこれに挑戦しました。
STEP1:システムイメージの作成
これは外付けHDDを接続した状態でコントロールパネルから「バックアップと復元」>「システムイメージの作成」で保存先を指定すればOK。
最後にシステム修復ディスクの作成の確認がありますのでDVD等に焼いておきます。
STEP2:HDDの物理交換
パソコンのケースを開け、SATAハードディスクを交換します
STEP3:システムの復元
STEP1で作成した「システム修復ディスク」からブートすると「システム回復オプション」メニューが起動します。ところが途中で、ディスクが正しくないとか表示があって処理が止まります。ひょっとして新しいディスがNTFSで物理フォーマットされていないかと思い、一晩かけてNTFSでフォーマットしてからSTEP1から再度やりましたが、同じところで復元ができません。
2. 玄人志向KURO-DACHI/CLONE/U3にてクローン作成
ネットで評判のよい玄人志向のハードディスクケースを思い切って購入しました。パソコンなしでHDDの丸ごとクローンが作成できるとのことで、amazonでのレビューも上々。
早速、パソコンから500GBをハードディスク取り出し、HDD1にセット。1.5TBのハードディスクをHDD2にセットして、パソコンにはUSB接続はせずに電源を入れ、クローンボタンを長押ししましたところ、インジケーターが点滅してクローン作業が開始されました。
NTFS物理フォーマットや、システムイメージ作成がそれぞれ1晩かかったため、時間がかかるだろうなーって思っていましたが、2時間程度で完了しました。ホンマかいなって感じでした。
そしてHDD2の1.5TBディスクを取り出し、パソコンに接続して、電源を入れてみたところ、Windows7が何事もなかったように立ち上がりました。これには感動しました。ドライブCのプロパティを見てみると、うん?500GBです。そこでコントロールパネルのディスク管理を見てみますと、1.5TBのディスクに対して、プライマリー領域が500GBでしたので、そいつをうにょーんと1.5TB(実質的には1.36TB)まで延ばすとあっけなく領域も拡がり、ドライブCのプロパティも1.5TBになっていました。
空き領域もたくさんあることから、パソコンの動作も快適で、ハードディスクの引っ越しはあっけなく完了いたしました。